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医院ブログ

本日は前歯の審美障害を主訴にいらした50代の女性の患者さんです。

メタルフリー
副院長の渡辺です。

6月に入りましたね。
昨年度より、ステイホームの影響で釣りが好きになりました。
釣果より広大な海と空の自然の風景を見るとなんとなく心が癒されます。
八戸は海も山も近くにあり、新幹線、飛行機の交通のアクセスもよく素晴らしいところですね。
いつか海の見えるお家に住みたいと夢見ております。

さて、本日の患者さんは前歯の審美障害を主訴にいらした、50代の女性の患者さんです。
口腔内を診査させて頂きますと、硬質レジン前装冠という、金属にプラスチックを加工した前歯が入っておりまして、
長期の使用により変色し剥がれ落ち、歯茎の境目も目立ってきたご様子です。

幸いに歯根破折や歯周病で骨にダメージがなく、長期的に長持ちできると判断し、マテリアルにジルコニアセラミックスを用いた審美歯科補綴治療を施術させて頂きました。
前歯の治療は、歯茎と歯の自然な仕上がりも大切ですが、インサイザルエッジラインという、口唇と歯の切縁の見える位置の関係が非常に大切と感じます。
審美歯科はプロビジョナルレストレーションという、いわゆる仮歯で煮詰めて、審美、発音、機能を確認しながらのゴールを目指した治療になります。

時には20代の頃の歯にしたいと写真をお持ちになったり、AKBの指原さんのようになりたいと希望されたり、
時には歯のデッサンをお持ちの患者さんもいらっしゃいます。そうするとこちらもやる気のスイッチが入ります。
私の師匠である、青山で開業されている、原宿デンタルオフィスの山崎長朗先生も、宮沢りえさんや泉ピン子さん等、多くの俳優さんを治療されておりますが、
色や形は事務所からのリクエストも多く、役柄で歯の形、色を作り変えるようです。
時代劇に真っ白なセラミックは似合わないとのことで、芸能人は歯が命。懐かしいフレーズですが、役者さんも大変ですね。

話は逸れてしまいましたが、具体的なご希望があればこちらも具現化しやすいです。
今回は、患者さんと話し合って形を決めて、奥歯を強度の高いフルジルコニア、前歯は審美を重視しジルコニアフレームにレイヤリング仕上げとし完成となりました。
術前、術後を比較して頂きますと、金属を用いない、最新のセラミックス治療で白く自然に、美しく変化しました。
患者さんもこれからは口元を気にせず、マスク下ではありますが、お話や食事ができると大変満足されておりました。
今後はナイトガードを用いて、定期的にメインテナンスさせていただくご予定です。

今回の素材を用いた治療は当院では10年以上行っておりますが、現在トラブルなく、年々材料の進化を感じます。
しかし、治療においては100パーセントはあり得ないと思っております。
時にはなかなかイメージ通りに行かないことも多々あります。
私も患者さんを通して、自分に向き合い日々勉強と成長ができればと痛感している毎日です。

(このブログはあくまで、公式な学会や症例発表ではなく、私的な見解で患者さんに許可を得た写真のみ掲載させて頂いております。
時には写真に不備もあり、専門家の先生からご指摘もございますが、申し訳ないのですが、そこはどうぞご了承願いたいなと思っております。)

治療期間:約6ヶ月
治療費:約100万
副作用:セラミックの破折(ナイトガードで予防)

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